「いつか」がやってくるまで生きてる保障はないよ
俳優の酒井若菜さんの書く文章が好き
読んだ本の中でメモしておきたい文章
相手が死なないと思い込んでいるから、他人様の幸福を勝手に決めてしまう。
しかし人間は、いつ死ぬか分からないのだ。そのことを、知らない人が多すぎる。(中略)
「いつか」なんて、待っててもあっちからはこないからね。(中略)
一歩一歩、自分の足で着実に歩みを進めない限り、「いつか」なんて永遠に叶わない。
そんなものを待っている時間があるのなら、石橋を叩かずに渡って溺れたほうがまだマシだ。(中略)
間違いと負けを繰り返してきた人は、石橋が割れて川に落ちたとしても、必ず向こう岸まで泳ぎつける。溺れるのは通過儀礼だ、くらいの度胸を持って一歩を踏み出さなければ「いつか」なんてこない。
石橋を渡らなくたって、どのみち生きてりゃ傷はつく。
間違いや負け、は、見る目と工夫、を得るまでの近道なのかもしれない。
待っているだけでだれにでも平等に必ずやってくる「いつか」は、「死」だけ。
(酒井若菜「うたかたのエッセイ集」pp.174-176)
自分もみんなも死ぬものだと意識している人が少ないってのは昨今の世間を見ていればよくわかる。
意識していないからウイルスに必要以上に怯えてる。
自分が死ぬとわかっているなら怯える必要なんてないとわかる。
ウイルスに感染しなくても何らかの原因で絶対死ぬんよね。
自分が老人になるまで生きる保障なんてどこにもない。
「いつか」なんて先延ばしにしているとその前に死んじゃうかもよ?
みんないつ死ぬか分からない。
だから、「今」やりたいことをやる。
そうやって毎日を満たしていく。
死ぬ前に「やっておけばよかった」と後悔しないために。
読んでくださりありがとうございます
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(・∀・ )つ―*'``*:.。. .。.:*・゜゚・* みんなに奇跡がたくさん起こるで~☆